今週の九州地区一般鋼材市況は横ばい調。品種によって若干の濃淡はあるが、おおむね底堅い展開だろう。 続落していた鉄スクラップ価格が反発したことで、市場の気配は引き締まりつつある。鉄スクラップ価格の軟化が足かせ材料だっただけに、不安材料は薄れてきた。 主要メーカーは2月鋼材販価を据え置いたが、一部品種は安値水準が切り上がる可能性が高い。鉄スクラ...