全日本特殊鋼流通協会の昨年10~12月期景況アンケートによると、特殊鋼流通の26%が「前期よりも業績が向上した」と回答し、57%が横ばい、19%が悪化と答えた。黒字67%、収支トントン30%、赤字2%の回答はほぼ前期並みだった。前期の豪雨や台風によるサプライチェーンの混乱から脱し、内需堅調を受けて安定した事業環境が続いた。一方、1~3月期の...