年明け後のアルミ厚板マーケットは、荷動きの力強さを欠いている。昨年からの減速し始めた半導体製造装置、液晶製造装置向け出荷の停滞が主要因。1月に入り、アルミ厚板市況はキロ20円程度下落したが、今後一段安となる可能性も高く、需要だけでなく価格面でも積極的な買いが入りにくい状態だ。 UACJや神戸製鋼所、日本軽金属が製造した厚板は、流通・問屋段階...