中部地区の故銅市況(銅滓を除く)は7日、銅、黄銅系ともにトン1万円下落し、弱基調のスタートとなった。市中相場は一号銅線57万5千~58万円、黄銅削粉は38万~38万5千円どころ。4日付の海外銅相場に基づいた輸入採算値は、現行建値を下回っており「もう一段安が予想される」(直納問屋筋)と、先安警戒感が根強い。 海外銅相場が昨年末から年始にかけ下...