戦後最長の好景気が続くといわれる一方、ものづくりの現場で活動する「鋼材流通・加工業」ではその好調を実感できないところが増えている。諸コストの増加や受注競争、国内材の需給タイト化が進む中で、これまでの商売を継続することがだんだん難しくなっている。各社の繁忙感は強まるものの、真綿で絞められたように次第に成果が出しにくい環境に追いやられている感じが...