18年の北海道は、相次ぐ台風の接近や上陸、胆振東部地震の発生や国内初となるブラックアウトが影を落とした。その中で鉄鋼市場は前年に続いて大型・著名物件を中心とした非住宅建築が需要を牽引。これに対して土木部門は、16年夏に発生した台風被害の復旧がピークを越えて低迷ムードに終始した。特徴的だったのは近年の傾向でもある深刻な人手不足や鋼材を始めとした...