2018年暦年の普通鋼鋼材輸入量(普通鋼用途とみられる中国製合金鋼含む)は470万~480万トン前後になりそうだ。17年実績は約509万トンで、前年比で5~7%程度の減少となる。日本内需は東京五輪関連などで建設鋼材需要が好調で、自動車産業を中心にした製造業も堅調に推移した。しかし、海外メーカーはそれに応えられるだけの余力がなく、輸入量は減少し...