新日鉄住金、JFEスチールの高炉大手2社は国内製造基盤整備の一環として2020年度以降、高炉改修に相次ぎ着手する。両社とも次の高炉改修では老朽箇所を刷新するだけでなく、最新IT(情報技術)を本格的に導入。膨大なデータを生かし、安定操業やコスト低減につなげる。神戸製鋼所の直近の取り組みと合わせ、高炉改修の最新動向をまとめた。(石川 勇吉)