欧州の鉄鋼業界で、EU―ETS(欧州排出量取引制度)を巡り意見の分断が広がっている。粗鋼生産量の多い大手ミルが見直しを要求する一方、脱炭素戦略を進める準大手や新興企業はETSの維持を主張。ETSでは今年から鉄鋼業に対する無償割当が縮小していくだけに、分断はその影響の現実化を物語っている。