導入実績は300社超に。現地調査から設計・施工・アフターフォローまで一貫で対応し、熱中症・結露対策に貢献する
導入実績は300社超に。現地調査から設計・施工・アフターフォローまで一貫で対応し、熱中症・結露対策に貢献する

 近年、記録的な猛暑が続いており、今年も全国的に猛暑が予想される。気象庁は、危険な暑さへの注意を喚起するため、今年4月に最高気温40℃以上の日の名称を「酷暑日」と定めた。また、夏日の到来は年々早まっており、今では5月から10月頃まで高温が継続するため、長期間の対応が求められる。昨年6月には、熱中症による労働災害の増加を受け、改正労働安全衛生規則が施行された。事業者に職場での安全対策や緊急時の体制整備を罰則付きで義務化するものだ。WBGT(暑さ指数)28度以上、または気温31度以上の環境下で、連続1時間以上または1日4時間を超えて実施する作業に対し、事業者は熱中症予防のための措置を講じることが求められる。鉄鋼や非鉄金属業においても対策は喫緊の課題となっている。これを受け工場や倉庫では、屋根や壁面への遮熱・断熱施工、スポットクーラーやミスト設備、熱中症避難ブースの設置、ファン付きウエアや水冷式ベストの着用、従業員の体調管理支援システム、熱中症対策飲料の導入まで、さまざまな対策が急ピッチで進む。本企画では、法令を順守し作業現場を守る、今注目の熱中症対策ソリューションを紹介する。

 全国的な猛暑が続く中、工場・物流倉庫では熱中症対策の強化が急務となっている。特に鉄鋼業界では、高天井空間による熱だまりや空気滞留に加え、コイル材保管時の結露・湿気対策が大きな課題。こうした中、エビス(本社・大阪市天王寺区、社長・恵比寿毅氏)が展開する大型シーリングファン「GOLD WIND」は、コイルセンターや鋼材加工工場を中心に導入を拡大している。

 導入実績は300社を突破。物流倉庫や食品工場に加え、自動車関連工場でも採用が進んでおり、トヨタ自動車、スズキ、ダイハツなど大手製造業での実績もある。同製品は、直径最大7・2メートルの大型羽根により、空間全体へ大風量の気流を循環させる。最大風量2万3350平方メートル/minを実現し、工場内の熱だまりや湿度ムラを大幅に改善する。自然のそよ風のような立体的気流によって、体感温度の低減にも貢献。作業環境改善や熱中症リスク低減につながる。

 さらに、高効率IPMモーターを採用しており、最大消費電力は980Wと省エネ性能にも優れる。「庫内全体が涼しく感じる」「結露が大幅に減少した」「空調効率が改善した」など、導入企業から高い評価を得ている。エビスでは、現地調査から設計・施工・アフターフォローまで一貫で対応。工場・倉庫ごとの課題に応じた最適提案を行っている。