電線用導体メーカーの赤司製線(本社・東京都荒川区、社長・金山敦氏)は新たなケーブル導体の開発を進めている。超高画質放送用のカメラ周りなどに使われるケーブル向け。信号を通す導体には伝送損失を抑えながら、しなやかさを保つ特性が求められる。開発のため約3千万円を投じて線の径を細くする伸線機を増設したほか、検査精度を高めるため電子顕微鏡を更新。早期...