「人は仕事で磨かれる」。昨年12月に亡くなった伊藤忠商事の元会長・社長、丹羽宇一郎氏の著書を開いた。同書が文藝春秋社から世に出て20年あまり。経営改革の回顧やさまざまな指摘は、現代にも通じる話ばかりだ▼題の意味するところは「緊張感を感じる仕事をしよう」というもの。「どっちに転んでもたいしたことない仕事をしたって、感激も感動もない」。想像を膨...