年度末になり自宅の本棚を整理していたら、「江戸しぐさ」に関する本が出てきて、久しぶりに読み返してみた。「江戸しぐさ」は(フィクションとの説もあるが)江戸時代に庶民(商人)の間でマナーとなっていた所作である。「傘かしげ」「こぶし腰浮かせ」「うかつあやまり」等、相手のことを慮り「我、先きに」の考えを少し堪えて、円滑に周囲との関係を保つ工夫が込め...