23日のロンドン金属取引所(LME)銅相場では、3カ月先物価格が心理的節目のトン当たり1万2千ドルを初めて上回った。供給不足への懸念でジリ高の展開にある中、米利下げ期待などによる投機資金の流入が押し上げた。同日の当日高値は1万2159・5ドルを付けた。高値を付けた後は投機筋の利益確定売りによって調整されたが、終値は前日比1・1%高の1万20...