東京製鉄は21日、2030年における日本の「循環鋼比率(CSR=サーキュラー・スチール・レシオ)」が67・2%になるとの推計値を初公表した。循環鋼比率は東鉄が独自に定義した概念。「国内向けに生産される鉄鋼製品のうち何%が国内発生の鉄スクラップ由来か」を表す。日本で発生する鉄スクラップが輸出されずに国内でフル活用された場合、30年の鉄スクラッ...