大阪鉄鋼流通協会(OSA)は10月28日、マーケット委員会(委員長・森徹森鋼材社長)を開催し、10月末の市況動向をまとめた。発表相場は丸棒・構造用鋼で3千円、厚中板で2千円、縞板で1千円の値下がりとした。 需要低迷を映して市況は鋼板類がジリ安傾向にあるものの、形鋼や丸棒などメーカーが売り腰を引き締めた品種では安値が解消されつつある。夏場の低...