銅類の相対取引の目安となる電気銅建値が記録的な高値圏で推移する中、銅・黄銅屑の市中相場も最高水準にある。電気銅建値が160万円を超えてから1カ月がたったが、市中の下落警戒感はなお根強い。 11月の電気銅建値は172万円で始まった。10月下旬まで170万円台は昨年5月に数日付けていただけであり、問屋ら扱い筋は未体験の高値圏で商いを行っている。...