全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)によると、25年度上期(4~9月)のステンレス鋼板加工量は前年同期比2・9%減の42万8105トンだった。リーマンショックの影響があった2009年上期を下回る水準。半導体製造装置、建築、自動車など関連市場が軒並み低迷している。 加工量のうち自社販売向けは5・9%減の3万5350トン、受託向けは9...