銅スクラップ相場は価格指標である電気銅建値の急伸を受けて記録的高値圏での推移が続く。銅スクラップを扱う原料問屋などは相場リスク軽減に向けた対応を取ろうとしているものの、需給環境などを背景に容易ではないようだ。また原料問屋は中小企業も多く、相場上伸に連れて1トン当たりに使用する金額が上がることで資金繰りへの懸念も高まっている。 10月の電気銅...