建築需要期の秋口を迎えたが、ここ数年は工事着工が全般的に後ろ倒しとなっている。ランドマークとなる大型物件も少なく、市場全体としては停滞感が漂う。設備関連ではこれまで盛り上がりを欠いていた空調ダクト工事が足元で動き出している。市況はアンチダンピング調査が発表されたが、依然としてジリ安基調が続く。 一時的に安値材料を確保できたとしても、安易な価...