中国地区の条鋼建材製品は軟化ムード。H形鋼は東京製鉄が大幅な販価引き下げを表明した一方で、日本製鉄・日鉄スチールが店売りの引き上げを打ち出した。市況の方向性の見極めが難しいため、流通筋はまずは売り腰を引き締めている。 中小建築案件は低迷。半導体関連投資など大型案件が控えるものの、当面、具体化まで時間を要しそうだ。工事の大小を問わず遅延も発生...