厚板は首都圏における店売り末端実需の低迷が著しく、9月は年度中間期末だが今のところ駆け込み的な動きも乏しい。下期に入っても、目立った好転はしばらく期待しづらいのではないか。 長引く需要環境の冷え込みが影響し、母材市況は引き続き弱含みムードで推移するとみられる。一般切板価格についても同様に、小幅ながらジリジリと値を下げている感じだ。 こうした...