関西地区の電炉メーカーで異形棒鋼大手の岸和田製鋼(社長・鞠子重孝氏)は、販価改善への取り組みを本格化する。同社は8月頃から販価改善に取り組み始めており、「まずは下げ止めること」(鞠子社長)を狙いとして、流通各社に「これ以上は販価を引き下げない」とアナウンス。ただ、現行価格のままでは採算悪化が避けらない見通しで、鞠子社長は「相場は下げ止まったと...