日本電線工業会は19日、2029年度までの5カ年を対象とした銅電線の中期需要見通しを発表した。29年度の合計量は59万4千トンで、24年度の実績値から年率0・048%のペースで減少すると見ている。電力や電気機械向けなどが増加するが、輸出や自動車向けに加え主力分野の建設電販も減少すると予測。ピークである1990年度の約120万トンの約半分となる...