東京製鉄が16日、「市況の底入れを図る」として前月比でトン当たり最大1万2千円の引き下げを発表した店売り向けの10月販売価格。市場規模の大きい東京や大阪、名古屋の各地区の流通関係者からは、メーカーの値下げ姿勢に対して「相場の実態に合わせた対応。値下げは想定内」といった冷静に捉える声が上がった。一方で「建材需要が冷え込む状況では、需要家の発注...