9月も中旬に入り、一般鋼材の荷動きは徐々に上向いてきた。近年は「秋需」が存在しないという声を聞くが、他方で「月次で終わってみれば、やはりプラスにはなっていた」という声も。前年比割れが常態化している一方で、9~10月は販売量が前月比増加となる扱い筋が多い。先週までに条鋼類で複数のメーカーが値上げを表明し、市況の立て直しを供給側から早期に進めた...