ドイツのアルミ圧延大手スペイラは5日、約4千万ユーロを投じ、ライン工場にアルミ缶スクラップ専用溶解炉を導入すると発表した。すでに設置作業を進めており、2026年初めにも稼働を開始する計画。また4基ある鋳造炉のうち1基をリサイクル合金に対応した設備に改修中。足元までに完了したスクラップ貯蔵施設と合わせ、欧州最大級のリサイクル拠点を目指していく。