財務省が20日発表した7月の貿易統計によると、鉄鋼輸出は前年同月比9・3%減の260万3千トンとなり4カ月連続の前年割れだった。7月積み商談の時期は海外鋼材市況が一部で熱延コイルがトン当たり500ドルを割り込み低迷していたことや、韓国などで対日アンチダンピング(反不当廉売=AD)調査が行われていた影響から成約は厳しい情勢が続いた。 主な向け...