権田金属工業は、価格交渉を開始する。対象品種は同社製品全般で、10月1日受注分から加工賃を引き上げる方針。値上げ幅は個別交渉とする。 人件費の上昇や原材料費、エネルギー価格の高騰が利益を圧迫し、企業努力のみでの吸収は困難と判断した。価格改定は2022年の銅・黄銅丸棒以来となる。 権田社長は「長年価格を据え置いてきた品種もあるが、会社の存続性...