宮城県内の建築向け鋼材流通では、店売りがターゲットとする中小物件新築需要の低迷が長期化し、年度当初から引き合い、荷動きともに芳しくない。すでに新規物件の商談は来年度に移っているとの話も。夏季休暇明け、秋需環境は盛り上がりを欠く状況が見込まれる情勢だ。 見積もり依頼は一定量出ているが、具体的な出荷時期は不確定で「昨年度からずれ込んだ物件の再見...