溶接鋼管は、需要が盛り上がりに欠け、相場の基調は弱いが下げ足は鈍化している。局地的には安値が散見されるが、中心値は大きく変わっていない。本来ならこれから年度下期の需要期に入るが、米国の関税や紛争、長期化する中国の景気低迷などから先行きは不透明。需要に明るさはないが、流通とすれば人件費や運送費、エネルギーコストなどが上昇しているだけに安易に下...