東京地区の異形棒鋼は弱含みで推移している。ゼネコンなど大口需要家向けの直送販売は商談が閑散化し、流通間の競争も激しい。 足元の店売りの在庫販売は、出庫数量も売上高も低位で安定している。実需に乏しいため10トン以上のまとまった取引では安値折り合いも見られるが、期近の小口案件では採算性をより重視した商いが続いている。気温の高い夏場は工事現場の稼...