ニッケル系ステンレス棒鋼は軟調に推移する。SUS304種=70万円どころ。半導体製造装置関連の一部で需要が回復しているが、プラント向けなど全体的な需要はまだ低水準。市場環境の弱さから安値が拡大している。米国関税政策の一服感から今後の需要回復も期待されるが「受注が上向かなければ高値は切り下がるだろう」と扱い筋はみる。 切断賃の改定は一部浸透し...