6月の海外鉄鋼月間市況は、アジアの指標となるベトナム市場で中国材の影響を受けやすい汎用の熱延コイルがトン当たり450ドル程度まで値を下げた一方、リロール用のホットコイルは500ドル程度で底ばいが続き、同じホットでも用途で値差が拡大した。 中国鋼鉄工業協会(CISA)によると6月末時点の中国の熱延コイル市況はトン当たり3250元程度(増値税込...