中国、台湾製ニッケル系ステンレス冷延鋼板に対するアンチダンピング(AD)調査の開始が発表された。以降、ステンレス流通業者の話題はADで持ち切りだ。今後の影響について各流通業者から意見が飛び交う一方、「ステンレス溶接鋼管もAD調査の対象に」と要望する声が複数出ている。溶接鋼管相場も韓国、台湾材との激しい価格競争が起こっているためだ。2024年...