微細合金粉末最大手のエプソンアトミックス(本社・青森県八戸市、社長・沼沢亮氏)が先月、使用済み金属原料から合金粉用鋳塊を製造する金属精錬工場を八戸市内に竣工した。将来的な原料調達リスクに備えて原料鋳造工程を新設した格好だ。資源の循環利用推進により、親会社セイコーエプソングループによる脱炭素、地下資源消費0達成の鍵も握る。竣工したばかりの同工場...