一部の鋼材流通では長期の不況により一次店の二次店化が進んでいる。一次店は大口の取引が主戦場で、小口販売・加工は二次店の役割だ。しかし販売量の確保が難しくなる中、一次店も徐々にきめ細かい対応が求められる仕事を取るようになってきたようだ。「二次店では一次店の価格水準に付いていけず太刀打ちできない」とある流通業者は話す。二次店の後継者難に備え、一...