近畿地方では6月中に早くも梅雨が明け、鉄筋などの建設工事が本格化する季節だが、盛り上がりは期待できそうにない。工事現場だけでなく設計など建設に携わる各段階で人手不足が顕著。働き方改革で残業にも限度がある。また資材費高騰で着工を延期、中止するケースが増えている。さらに米関税や世界各地での紛争から景気の先行きが不透明で、施主は設備投資に二の足を...