北欧の鉄鋼メーカー、SSABは19日、スウェーデン北東部のルーレオで新設する電炉工場の稼働を2028年末から29年末へ1年延期すると発表した。製鉄所への送電が計画通りに完成しないため。SSABは電炉など関連設備を発注済みだが、電力インフラ面で高炉から電炉への転換が容易でないことを示す事例になりそうだ。 スウェーデンでは、国営企業のバッテンフ...