非鉄流通大手の滑川軽銅(社長・滑川幸孝氏)は、6月受注分からアルミ板製品の販売価格をキロ50円以上引き上げた。アルミ圧延メーカーの加工賃改定を受けた価格転嫁として40円値上げするとともに、自社でかかる輸送費や副資材価格、労務費価格の上昇分として口銭を10円引き上げた。このほか少量増値の改定も実施し、製品の安定供給を継続していく考え。