北関東における特殊鋼は低調に推移している。SC材(機械構造用炭素鋼)は建機、産機関連が今年に入り一段と悪化。北米向けの在庫調整が一段落したとの声が上がるが、「実需が振るわず、今後荷動きが上向く見通しはない」と扱い筋は話す。自動車関連は引き続き様子見状態が続くとみられ、来月以降も需要回復の兆しは見当たらない。ステンレス薄板も振るわない。「4~...