北海道地区の亜鉛めっき鋼板類と線材製品は横ばい調で推移しそうだ。建築需要の回復は、中小物件を中心に遅れている。これによって屋根・壁材向けのカラー鋼板や内装材向けの白板、基礎材向けの線材製品なども荷動きが伸び悩んでいる。その中でも採算重視で現状維持の姿勢が目立ち、カラー鋼板では堅調さも見受けられる。鉄スクラップは先週、小幅軟化したものの、域内...