財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに昨年12月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、普通鋼の熱延コイル輸出は欧州向けがアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査の影響で皆無が続いたものの、ベトナムなど他地域向けが高位を保ち2カ月連続で100万トンを超えた。(カッコ内は前年同月比)