中国地区の条鋼建材製品は弱含みが継続。東京製鉄が6月販価を全面据え置きとしたが製販の期待と裏腹に底入れに至ってない。流通市場、ゼネコンの反応も薄く、目先も上昇材料が見当たらず下値領域が広がりそうだ。 鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)とも着工動向は鈍い。異形棒鋼は安値をうかがう展開。5月に地区相場が2千円安と下押し、直送は10万円...