25年度は非鉄製錬事業を取り巻く事業環境が悪化する見通しだ。非鉄大手8社の製錬事業を含むセグメントの損益は6社が減益になると見込まれている。円高影響や非鉄金属価格の下落に加え、銅や亜鉛の買鉱条件の悪化等が減益要因となる。 銅製錬大手のうち、三菱マテリアルの金属セグメントは前期比243億円の経常減益、JX金属の基礎材料セグメントは同205億円...