アルミ圧延事業を手掛ける国内上場大手3社の2025年3月期決算が出そろった。国内需要は、自動車生産台数の減少などで自動車材が振るわなかった一方、半導体製造装置需要が緩やかに回復。加工賃の改定効果も出始めたことで、UACJと日本軽金属ホールディングスの2社が増益、神戸製鋼所(アルミ板事業)も赤字幅が縮小した。 国内のアルミ圧延品市場は、自動車...