UACJが深谷製造所に厚板焼入れ設備の導入を決めた。航空機材の生産に本腰を入れる。国内の航空機用アルミ板市場は長らく海外メーカーによる寡占状態が続いているが、UACJはこれに風穴を開ける考えだ。 UACJが深谷製造所に導入するのはローラーハース型熱処理炉。航空機材を連続的に熱処理できる設備で、欧米メーカーも導入している。また福井製造所の既存...