中国・宝山鋼鉄はこのほど、6月の主要鋼板類の国内販売価格を決めた。熱延・冷延コイル、溶融亜鉛めっき、電磁鋼板など全品種を据え置きとした。4月販売から3カ月連続での据え置きとなる。 米国関税措置の影響から先行きは不透明感が強いが、「中国政府が不動産中心に景気刺激策を打ち出している」(関係者)と、宝鋼の受注も大きくは落ち込んでいない様子。一部で...