厚板は主力の建築・建材需要が冷え込んでいるほか建機・産機、トラックといった製造業向けも依然低迷しており、この影響で店売りマーケットにおける末端実需も停滞模様のまま。市中の荷動き、引き合いともに小口当用モノの域を出ずにいる。 東京製鉄が5月契約分で3千円値下げを実施したことも加わり、母材市況および切板価格ともに軟調ムードが鮮明になっており、小...