建設用鋼材の売れ行きを占う重要な指標が鉄骨需要量(換算鉄骨重量)だ。国土交通省の建築着工統計からS造とSRC造の着工床面積を抜き出し、それぞれ1平方メートル当たり100キロと50キロの原単位を乗じて算出する。このほど日本鉄鋼連盟(鉄連)は、建物の高層・大型化や鉄骨梁を組み合わせたRC造が増えた現状を踏まえ「S造100キロ、SRC造は90キロ...